【月次レポート】目標レート間PIPSと判定結果まとめ 2022年3月

月次レポート

【月次レポート】目標レート間PIPSと判定結果まとめ|2022年3月

このページでは ①オプトレ(外貨ex by GMO) ②外貨NEXTバイナリー(外為ドットコム) ③外為OP(GMOクリック証券)の3つのバイナリーオプションの1か月間全開催の判定結果を業者別・通貨ペア別に集計して掲載しています。
通貨ペアは ①USD/JPY ②EUR/JPY ③EUR/USD ④AUD/JPY ⑤GBP/JPY の5つです。
各通貨ペアの最初のグラフは当月の目標レート間のPIPSの分布を集計したものです。
それぞれのグラフからは業者毎の特徴も読み取れると思います。オプション購入する際の参考にどうぞ。
今月はウクライナ関連等で相場の乱高下も見られて目標レート間のPIPSが大きくなっていたためレート間PIPSのグラフ横軸目盛りが増えている通貨ペアがありますのでご了承ください。
なお、判定の表記が意味不明…?という方はトップページ(ブログ内での結果等の表記について)をご参照下さい。 

※グラフはクリックすると拡大表示されます

USD/JPY

2022年3月各社の目標レート間PIPS USD/JPY

 USD/JPYは月初115円前後から中盤過ぎまでほぼ陽線が続き28日には125円を越えました。約10円という大きな上昇がみられました。ですが、目標レート間のPIPSはオプトレが11PIPS以上が先月の2倍、20%程度になりましたが、他2業者では意外にも先月と大きな変化はありませんでした。
 一方、判定結果に関しては、全ての業者で中央が10%程度下がり、その分プラス判定が多くなっています。特に外為オプションの結果が顕著でした。外為オプションは開催時間が3時間と長いため、一時的に円安方向にレートが戻されても、その後また円高方向に進んだため+4判定が20%を超えるような結果になったものと思われます。
 日足で明確なトレンドが出ている時は3時間開催の方がリターンが安定することが示唆しているのでしょうか…


EUR/JPY

2022年3月各社の目標レート間PIPS EUR/JPY

 目標レート間のPIPSの分布は、いつもにも増してオプトレは凄いです。先月は11PIPS以上で46%ちょっとでしたが、今月は16PIPS以上で47%。11PIPS以上では70%超です。EUR/JPYの下落も3/7までで、その後はUSD/JPYの上昇もありながらEUR/USDの乱高下で難しい相場となりました。
(オプトレの最大は3/29の5回目で48PIPSで、判定結果は±0でした)
一方、外貨NEXTバイナリーは先月同様7PIPSに山があり先月と大きな違いは見られませんでした。
 判定結果ではオプトレはパターン通りではありましたが、それでも中央が減り±3は若干増えています。外貨NEXTバイナリーでは通常真ん中に山ができる正規分布に近い形になるのですが、目標レート間が狭いだけに外側の判定が多くなり平坦に近くなっていました。外為OPは+4判定が最も多くなっています。元々外為オプションは平坦になりやすいですが+4が顕著に多く、外貨NEXTバイナリーとの差を考えるとやはり長期的なトレンドがある場合は開催時間が長い方が有利な気がします。(EUR/JPYは月初129円前後から月末134円でした)


EUR/USD

2022年3月各社の目標レート間PIPS EUR/USD

 目標レート間のPIPSの分布は、外貨NEXTバイナリー、外為オプションは先月と比べて若干右に(2PIPS程度)動いていますがそれ程大きな変化にはなっていません。一方、オプトレは今月は大きいPIPSが増えて11PIPS以上が先月の倍で約60%に増えています。
 判定結果に関しては、オプトレは若干山がなだらかになっていますが、基本的には正規分布に近いいつも通りの結果となりました。外貨NEXTバイナリー、外為OPは共に外側の判定比率が高くなりました。


AUD/JPY

2022年3月各社の目標レート間PIPS AUD/JPY

 目標レート間のPIPSの分布は、外貨NEXTバイナリーが7PIPSに山を作り、外為OPが8PIPSに山を作っているところは先月と同じでしたが右の傾斜が少し緩やかになっています。一方オプトレは先月のPIPSは11PIPS以上で43.6%だったのが今月は57.7%と更に多くなっています(最大値は3/16の10回目で31PIPS。判定結果は±0でした)
 判定結果に関しては、オプトレは安定したいつもの形でしたが、外貨NEXTバイナリーは中央が減り、外側の比率が高くなっています。外為オプションでも+4判定が多くなっていました。原油価格の上昇に伴いAUD/JPYの上昇も続いたこともありプラス判定は60%程度と確かに多くなっているようです。


GBP/JPY

2022年3月各社の目標レート間PIPS GBP/JPY

 目標レート間のPIPSの分布は、外貨NEXTバイナリーの山は先月同様に13PIPSでしたが7~8PIPS周辺は若干減少しています。外為OPも山は先月の9PIPSから13PIPSになっていて大きいPIPSが提示される回数が増えていたようです。一方オプトレは16PIPS以上が先月25%だったのが53.3%となり倍増しました。因みに最大はオプトレの63PIPS(3/17の7回目)で判定結果は-1でした。
 判定結果に関しては、オプトレは安定したいつもの形。外貨NEXTバイナリー、外為OPは外側の判定が若干増え、プラス判定も約60%と偏りが見える判定結果となっていました。
 

joe
joe

USD/JPYは結構一方的な上昇トレンドでしたが判定結果ではそれでも6割程度しかプラスにならないですね…。
勢いで次の開催もっていうのは控えて、1時間足、15分足でしっかりオプション購入のタイミングをみないといけませんね。


以上、2022年3月の目標レート間PIPSと判定結果まとめでした。
トレードの参考になれば幸いです!

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